建て主様の思いを知らずに家を建てる?

2014年にアーケンを創業した私(藤原立人)は大手ハウスメーカー・ビルダーの大工や施工管理者の経験があります。こうした分業の進む大手ハウスメーカーやビルダーの住宅建設現場では、大工さんをはじめとする職人さんは、建て主様と一度もお会いすることがない、ということが珍しくありません。
そもそもハウスメーカーが受注した家は、地元の下請け工務店が施工していて、職人さんたちも外注さんとして現場に入っていることが多いので、大工さんや職人さんの目線では、誰のために建てているのか知らない、ケースがほとんどです。
その場合、大工さんや職人さんは、住宅会社の指示に従って手早く仕事を終わらせ、数多くの現場をこなして稼ぐことが目的になりがちです。効率化は進みますが、お客様が夢のマイホームに対してどのような思いを持っているか、は知らないということになります。

もし建て主様が、建設工事中の現場を訪れたら、大工さんや職人さんは、その方が建て主様とは気づかないかもしれません。マナーとしては丁寧に挨拶をして、現場の見学も対応すると思いますが、お施主様が壁紙の色や棚の位置などで要望を伝えても、元請けの住宅会社の了解も無しに返事はできませんし提案もできません。
大工さん職人さんもお客様のために家を建てたい
大工さんや職人さんたちは、モノづくりが好きで、自分たちが作ったものを誰かが喜んでくれたり褒めてくれると嬉しい。そういう思いがある方が多いと思います。私も大工時代はそうでした。そこでアーケン株式会社を2014年に創業したときに、第1に取り組んだのが「顔の見える住宅施工」でした。

具体的には、お客様とアーケンが家づくりの契約をさせていただいた後、着工前に、その家づくりに関わる設計者、施工管理者、大工さん、そして基礎、断熱、電気、クロス、仮設、設備工事など関連する業種の職人さんたちをお招きして食事会を開催するのです。
お施主様には、家づくりに対する思いや期待をお話していただきます。アーケンのスタッフはお施主様と、そして関わる職人さんたちに、どのような家づくりを叶えたいか、思いを伝えます。
大工さん、職人さんたちも、お施主さまといろいろな話をさせていただきます。誰のために家を発てるのかがわかり、プロとしての責任感、期待に応えたいという思いが湧き上がってきます。住宅会社のため、というよりもお施主さまのために家づくりをするという思いに変わります。現場で手を抜けば、この方の住み心地が悪くなる、工事中、近隣の方々へのマナーなども失礼のないように、できるだけ丁寧に、というような意識が自主的に生まれてきます。
お施主様も現場で要望を伝えやすくなる
理想のマイホームが着工すると、日々現場にさまざまな職人さんが入り、家づくりがどんどん進んでいきます。どんな風に家ができていくのかを見たい、そして見ると、棚の高さ、クロスの色味など、新たに要望したい部分も出てくるかもしれません。
現場に見学に行く際に、一度食事会でお話した職人さんが相手なら、気軽に話もできますし、見学中に質問などもしやすくなると思います。
住まいは完成、引き渡しを受けたらゴールではありません。その後のメンテナンスやリフォームなどでも、末永くお付き合いができればと思っております。
お施主様に家づくりを楽しんでいただき、大工さんや職人さん、そしてアーケンの社員も家づくりを楽しく、真剣に取り組み、快適な住まいを実現させて、一緒に喜びたい。
そういった家づくりに関わる人たちの原点を忘れず、大切にするために着工前の食事会を開催しているのです。コロナ禍には実施できませんでしたが、現在も行っております。
お施主様の声

旭川市 S様 私が住宅建設関係の仕事をしていた経験があり、自宅を建てる際に、当時の仕事仲間に、旭川で良い住宅会社がないか聞いた時に出てきたのがアーケンさんでした。住み心地も非常に良いです。オープンハウスでは、私とアーケンさんでピザを作ってふるまったり、家づくり中も後も、楽しい思い出がいっぱいあります。

東川町 Y様 家の着工前に、大工さんや職人さんたちとお食事会をしていただきました。現場に見学に行った時も、打ち解けた話ができましたし、飾り棚を工夫するアイデアなども実現できました。職人さんたちが心を込めて建ててくれているという実感がありました。友人に食事会の話をすると、そんな住宅会社があるの?と驚かれました。